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樹梟堂日記

自営業者の日記です。最近のはまりごとは「五等分の花嫁」と「FGO」です。

[小説]「グイン・サーガ128/129/130」(栗本薫著)を読んで

謎の聖都―グイン・サーガ〈128〉 (ハヤカワ文庫JA)運命の子―グイン・サーガ〈129〉 (ハヤカワ文庫JA)見知らぬ明日―グイン・サーガ〈130〉 (ハヤカワ文庫JA)

 未読のままにしていたグインサーガ残り3冊を一気に読みました。
 作者のあとがきは前巻まで。130巻には作者の旦那でグインの初担当編集者であった今岡清氏の解説付き。
 まったく中途半端なところで終わり、栗本さんはもっともっと書き続けるつもりでいたんだなと思うとたまらない気持ちになります。

 この作品に登場した人物達はこれからどういう運命をたどることになったのだろう。
 シルヴィアは一体どうやって売国妃になったのだろう、何をやらされようというのだろう。ヨナ、フロリー、スーティの運命は一体。イシュトは最後の最後で何をしでかそうとしたのやら。グインの初の子は豹頭か否か。最後の3冊だけでも次々に気になることが湧いてきました。ミロク教団の背後にいる者の正体がわかったことだけが救いです。
 だけれども、全ては謎のままに・・・。

 失礼を承知で言わせてもらえば未完で終えるなんて罪作りなことですね。それが大作であればあるほど。
 どこかに魂がさらわれたようなこの気持ち、どうしたらいいものやら。他の作品や日々の生活の中で忘れていくしかないのかしら。忘れたとしてもたまに思い出して夢想に耽ることになりそうだ。

 でも楽しかったです。グイン・サーガとの付き合いは。
 高校の図書館で出会ってから一気に何冊も読んだり、時には数ヶ月か1年以上も離れたこともありました。遅々として進まない展開にうんざりすることもありましたが、それゆえに並列的に、別々の場所で活躍していた英雄たちが出会う瞬間は最高にわくわくさせてもらいました。
 長く付き合ってきたシリーズが未完で終わるというのも良い思いでになってくれるでしょう。

 栗本さん、グイン・サーガよ、今までありがとう。

うなグインサーガ<からっぽのうなぎ・純情派>
 グインや栗本さんについて検索して調べてたら見つけた記事。
 100巻を越えても続くこの物語、自分が100巻で終わらすならどういう展開にするか、という主旨のものです。
 読んだら、あれ?さっきまで感じていた寂しさが消えたぞ(笑)。私の想いはやっすいな~。
 いやいや普通に感動してしまいましたよ。そうですね、こういう展開だったら良かったかもしれませんね。伏線をいくつも消化しているのが気持ち良いです。

 グイン・サーガとはこれでお別れ。さようなら。

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