
週刊少年ジャンプ2018年10号収録分のハンターハンター「№372 消失」感想です。
連載再開2回目!
◆隠れ念能力者4人
ヒュリコフが見抜いていた隠れ念能力者4人の内2人は第9王子ハルケンブルグの護衛のシェジュールとユヒライでした。
念講習なのに素人離れしたオーラを練り上げ、クラピカもそれに目に止めて問い質すが2人にはその自覚はないらしい。
ユヒライは心当たりがあるのか講習の後で話すことになった。
ヒュリコフによるともう1人の念能力者は黒ぼっこを見つけた(暗殺者に念をかけられた)第10王子カチョウの従事者ロベリーだった。
彼女は現在国王軍に拘束されています。
念能力者を排除するために暗殺者は彼女に念をかけたのだろうか。
それとも暗殺者に念をかけられていたから念能力者に見えた?
最後の1人は上手く素人らしく偽装しているらしい。
一体誰だろう?
ロベリーと同じカチョウの従事者ユウリだと予想しておきます。
ロベリーに念をかけるチャンスがいくらでもあったし、明らかに戦闘タイプじゃないので呪いタイプの暗殺者にぴったりかと。
場面が変わってカチョウの1010号室。
課長は音楽を聴きながら読書をし、母親のセイコであろう女性がウイングのような顔の役人の質疑に黙秘を宣言する。
ロベリーが暗殺者だと思われている件であろう。
72時間の監視だというが、これが物語にどう影響するのだろうか。
◆ハンゾー出陣!
第13王子マラヤームの部屋。
ハムスターを無表情で眺めるマラヤームの背後にはとげの生えたマッチョの念獣が座っている。
その傍らには彼とモモゼの母親の第7王妃セヴァンチが顔を手で覆い落ち込んでいる。
それを見守るビスケとハンゾー。
念獣は徐々に変貌し、モモゼの死で決定的に変様したとのこと。
彼は伏せられた姉の死に勘づいているらしい。
警護を交替したハンゾーはビスケに肉体を任せ分身を飛ばす。
それこそが彼の念能力
分身の術(ハンゾースキル4)!!
本体に触れられたり声をかけられると強制解除とのこと。
ハンゾーは4つ以上の忍術を念で再現した能力を持っているのだろうか。
火遁の術、隠れみの術、身代わりの術って感じ?
ハンゾーは牢屋で寝ている男に接触。
第1王子ベンジャミンのスカウトだと話し、モモゼを暗殺した手口を問い質す。
それは「幽体離脱(ザタッチ)」という能力で、目を閉じて横になっていると半径20m限定で分身を動かせるとのこと。
ハンゾーがその男に接触したのは容疑者2人ともかまかけるつもりだったから。
暗殺を自白したその男をハンゾーは相手をひもで背負い自殺に見せかけて殺すのであった。
ハンゾーはやはりやる時はやる男なのね、怖いわ・・・
そしてザタッチは懐かしいな^^
◆サレサレとタイソンの様子
第8王子サレサレ、女性に晩餐会で世界を変える方法を問われヒントだけ話すが読者には分からない。
それを聞いている第1王子の私設兵。
一体どうなる?
第6王子タイソン、著書の感想をイズナビと同僚警護兵に聞くが2人とも未読。
だがタイソンは気にしていないようだ。
そうすると妖精が2人の方に乗っているが、彼らはタイソンのお眼鏡にかなったのか、どうなのか謎。
目が大きい念獣なので監視、あるいは執着の化身なのではないかと。
しかし「拡張しときます?」はやばいな(笑)
最初何のことか意味わからなかったわ^^;
◆ハルケンブルグの念獣の能力は?
舞台は再びクラピカのいる1014号室へ。
暗殺者の動きはなく念講習2日目終わり。
クラピカとユヒライの話し合いに第3王子チョウライの警護兵サカタが同席を要求する。
サカタはクラピカ側の人材の少なさから情報共有を求めるが、そこはユヒライが譲歩して同席できることに。
ユヒライの素人離れしたオーラの心当たりはやはり手の甲の羽根のマークしかない。
ハルケンブルグは警護兵が倒れているのを見た直後自身も気を失ったが、警護兵には気を失った記憶と王子が就寝時間外に寝ていたことを不自然に思わなかったこと。
クラピカによると操作系能力者がよくする記憶補正らしい。
操作系能力者には強制型、半強制型、要請型があり、要請型がよく記憶補正するとのこと。
マークは現実世界で使われているのと同じ効果があり、ユヒライからすると決意表明と団結の証しらしい。
ハルケンブルグは王制の撤廃を望むがその念獣は彼とその警護兵に力を与えた。
念獣は王制の撤廃を望んでいないのではないかと彼らは危ぶむのであった。
ハルケンブルグ自身にも同じ刻印があるということは警護兵たちと同じリスクを負うということ。
ハルケンブルグの強い意志はより強力な制約を持つ念を与えているかもしれない。
だとすればそれを守れなかった時の反動は命にかかわる。
クラピカ、サカタ、ユヒライはそれぞれの思惑を抱えながら協力の意志を確認し合うのであった。
クラピカは下位王子は兵力で劣る分団結しないと~と言っているが第3王子は上位王子で3大マフィアの一角を抱えているんだよな。
当然裏切るだろうな・・・
◆次回はハンゾーとカミーラがそれぞれバトル!?
暗殺から帰ったハンゾー、しかし1013号室には自分の本体も含めて誰もいない。
いたのはマラヤームの念獣だけだった。
サイズが小さくなっているものの、触手は食虫植物のように口を開き、ハンゾーに敵意を向けるのであった。
一方1002号室から第2王子カミーラが出陣する。
第1王子の私設兵ムッセに対しベンジャミンを殺しに行くことに協力するか死ぬか選択を迫るのであった。
うーむ、本体に触れられたら強制解除されるハンゾーの能力が解除されていないのに本体がいないというのはそこは念空間なのであろう。
念獣が小さくなっているのはその念空間に分身を振り分けたからであろう。
念獣がハンゾーに敵意を向けるのは殺人を犯したから?
それとも姉の仇を勝手に片づけてしまったからであろうか・・・
カミーラは単身ベンジャミンを殺しに行くつもりのようだが彼女は戦闘ができるのだろうか。
念能力者でないととても太刀打ちできないだろうがはてさて・・・
って、彼女には丸っこい触手がついたサンゴのような念獣がついていたのだった。
次回ガチンコバトルが拝めるのなら楽しみ過ぎる^^
傲岸にして不遜!!第2王子動く!!
◆巻末コメント
クリミナルマインドが好き。特にDr.リードがメインの時は涙腺崩壊回が多い。<義博>
アメリカのドラマ。
色んな動画サイトで見れるらしい。
クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン1 (字幕版)
前:ハンターハンター №371 任務 ネタバレ感想
次:ハンターハンター №373 継承 ネタバレ感想
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