樹梟堂日記

自営業者の日記です。最近はまっているのはマンガ「トーキョーグール:re」「亜人」「ジョジョリオン」「ハンターハンター」、スマホゲーム「Fate/Grand Order」「クラッシュロワイヤル」です。

Kindle感想/神話と地球物理学/寺田寅彦

 「神話と地球物理学」(寺田寅彦著)をKindleで読んだ感想です。



 夜寝る前の読書として神話を読みたいと思いKindleで検索して発見。
 神話を地球物理学で解説するようなので面白そうだと読んでみることに。
 著者は戦前の物理学者で、東京帝国大を首席で卒業し、あの理化学研究所で務めたこともある方です。

 ページ数が非常に少なくて拍子抜けしたのですが、無料なのでそこは問題ありません。
 気軽に読めるエッセイでしたが、日本神話に眠るこの土地の記憶が中々興味深くて刺激を受けました。
 例えばスサノオの無軌道な行動、例えば服を織る小屋に皮をはいだ動物を投げ入れて中の人を死なせてしまうことは火山が噴火して石が小屋に落ちたことではないか、などと言います。
 スサノオのその行動は古事記読んだ時むちゃくちゃだなという印象しかありませんでしたが、火山だと思うと納得できて特に印象に残りました。

 他にはヤマタノオロチが噴火した山から流れる溶岩ではないかということになるほどと思いました。
 神話で用意された酒壺は沢の下の方にある貯水池を思わせ、常に血で爛れている腹は赤々と燃える様ではないか、などと言います。

 私は今までに色々神話を読んできましたが、これからはその民族の土地の記憶が随所に織り込まれていることを意識してより読んで行きたいと思いました。





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