樹梟堂日記

自営業者の日記です。最近はまっているのはマンガ「トーキョーグール:re」「亜人」「ジョジョリオン」「ハンターハンター」、スマホゲーム「Fate/Grand Order」「クラッシュロワイヤル」です。

漫画/亜人 1~5巻/桜井画門/感想

 「亜人」1~5巻(桜井画門著)の感想です。



「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは、怯える圭を助けるために駆けつけ、ふたりで人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。――彼は何と戦い、誰と生きればいいんだろう?

亜人(1)より


 先日発売された5巻の感想を書きたいところなのですが、このブログでは「亜人」の感想自体が初めてだったことに気付いたので全般的な感想を書きます。

 「亜人」というのはいくら殺してもなぜか元通りに復活してしまう人間です。
 今のところ他の動物の亜人はいません。

 この漫画では現代日本の亜人が描かれているのですが、アメリカやインドなど世界中に出現しているそうです。
 インドでは亜人は崇拝されているという話しが出てきますが、日本では捕まると政府機関に何度も体を切り刻まれて殺されたり、企業に自動車の衝突事故や新薬などの人体実験の道具にされます。
 おそらくアメリカでもそんな感じでしょう。

 なのでこの物語では亜人が日本政府に反旗を翻すのですが、どうもその首領が信用できない人間なのでおそらく何か裏があるのでしょう。
 それが明かされることが楽しみでなりません^^


 この漫画の面白さは亜人の微妙な強さでしょうか。

 亜人は何度でも完全復活する上に、亜人同士にしか見えない分身を操ることができます。
 しかし、それも無敵ではなくて組織の物量にはかないません。
 何度でも復活する特性も、「無限に殺される」環境に置かれたら容易に無力化されるのです。

 なのですが、もしその亜人が武器と仲間を得て本気で反旗を翻したら・・・・

 傷ついたら自分を殺して回復したり、死をいとわないアクションがたまらなく興奮させられるのでした^^


 あと主人公の永井圭なのですが、少年漫画の典型的な主人公像とは違い、かなり情緒が貧しくて冷酷な、自己本位なところがある人間・・・

 と思いきや、土壇場では妙に情に流されるところがあります。

 一体こいつは何なの!?
 という主人公のつかみどころのなさもこの漫画の魅力でしょう。

 あるいは現代っ子はこのような感じでしょうか?
 この漫画の登場人物は大部分が大儀を叫びつつ卑小な個人の欲望を達しようとする小市民的な人間です。

 アメリカへのコンプレックスが出ている感じ、無限に死ぬ人間を通して現代日本を映すというのがコンセプトなのかもしれません。


 そして女っけの薄さも特徴的です(笑)

 5巻ラストでは主人公永井圭が女性の亜人と合流したので、6巻が楽しみでならないのでした^^


亜人感想
後:漫画/亜人 6巻感想/桜井画門著


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