樹梟堂日記

自営業者の日記です。最近はまっているのはマンガ「トーキョーグール:re」「亜人」「ジョジョリオン」「ハンターハンター」、スマホゲーム「Fate/Grand Order」「クラッシュロワイヤル」です。

Kindle感想/アイアムアヒーロー 1~3巻/花沢健吾

 「アイアムアヒーロー 1~3巻」(花沢健吾著)の感想です。

 8月14日までKindleストア他で既刊15巻の内、3巻までが無料なので読みました。


 この作品がゾンビもので、著者ともども人気があるということは知っていました。

 著者の過去作は雑誌で断片的に読んだことがあるのですが、どれもダメ人間がさらに虐げられるような敬遠したい作風だというイメージを持っていたのですが、この作品でそれが良い意味で裏切られたように思います。


 ゾンビものと言うと突然うわ~っと来るようなイメージなのですが、こちらではその前の日常を非常に丹念に描かれています。

 それが少しずつ崩れて行くのですが、非日常になってもどこか坦々としている部分があり、こういう大変化があっても人は急に変わらないし、その非日常もいずれ日常の一部になって行くのだなと思いました。

 主人公は日本人ながらクレー射撃をたしなんでいるので銃を扱えるのですが、それで急に活躍するわけではないところからもまたそれを感じます。

 人物の造形も他の少年・青年漫画とは違う感じで、ナイーブと言うのでしょうか、そういう独特さがこの著者の持ち味なのかと思いました。


 それらの要素は初めもどかしく感じたのですが、慣れるとその空気感がとてもリアリティあって心に染みるように感じます。

 来年に実写映画が公開される予定だそうですが、そこまで行く作品の凄味みたいのを感じさせられ、勝手なイメージで避けていたことをとてももったいなく思いました。

 実写映画に期待していないのですが(笑)、原作ともども応援していきたいです。








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