樹梟堂日記

自営業者の日記です。最近はまっているのはマンガ「トーキョーグール:re」「亜人」「ジョジョリオン」「ハンターハンター」、スマホゲーム「Fate/Grand Order」「ポケモンGO」「クラッシュロワイヤル」です。

ガリヴァー旅行記(岩波文庫)/スウィフト/感想

 「ガリヴァー旅行記(岩波文庫)」(スウィフト著)の感想です。



 最近たまたま「天空の城ラピュタ」の元ネタがこの「ガリヴァー旅行記」に出てくる空中都市ラピュータであることをWikipediaで知りました。

 そしてこの「ガリヴァー旅行記」なのですが、風刺小説だと知ってびっくり!
 私の記憶にあるこの物語は小人に張り付けにされたり巨人の国へ行って冒険したりというだけで、てっきり童話なのだと思っていました。

 はたして実際どんな作品なのか、そしてラピュタの元ネタも気になるので読むことにした次第です。


 まず感じたのは主人公ガリヴァーの魅力です。

 行った国々をよく観察すること、相手の支援を受けながら現地の言語を習得しコミュニケーションを図れるようになること、自分の国の習慣・文化などを説明できること。

 これら全ては私が欲しいと思っている能力なので彼に憧れの気持ちを抱きます。
 相手を知ること、自分を伝えること、というのは私の人生における課題なので。
 いや、人間全てにおいて必要なことかもしれません。


 この作品には小人、巨人、空中都市、馬が主人で人が家畜、という妙な国々が出てくるのですが、どれもその描写が細かく描かれていることからリアリティーがあって面白いです。

 我々と彼らの共通点と差異、分かり合えないこと、などなどの作者による多彩な視点、色んな形の「社会」が描かれており、とても感心させられました。


 Wikipediaによると、この作品はアイルランドから搾取しているイギリス政府を批判する風刺小説だとのことですが私にはそのことがピンと来なくて単に楽しい小説でしかありませんでした。

 どうも当時のイギリスのことを知らないとピンと来ないもののようです。
 いつかイギリスのことをがっつり学びたいと思っているのですが、そうしてからまた読み返したいです。


ガリヴァー旅行記 (岩波文庫)
スウィフト
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 無料の電子書籍版もありますがレビューの評価が芳しくないので読みませんでした。



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