樹梟堂日記

自営業者の日記です。最近はまっているのはマンガ「トーキョーグール:re」「亜人」「ジョジョリオン」「ハンターハンター」、スマホゲーム「Fate/Grand Order」「クラッシュロワイヤル」です。

アナザヘヴン2 全4巻/ネタバレ感想/飯田譲治、梓河人

 「アナザヘヴン2 全4巻」(飯田譲治、梓河人著、角川ホラー文庫)の感想です。



 前に読んだ「アナザヘヴン」の続きです。

 無印版が面白かったので完結編と銘打たれたこちらの作品はどういう物語なのか気になってすぐに読むことにしました。
 そしたらなんとテレビドラマ版の悪意の石の物語ではないですか!
 悟郎と紀子の姿に彼らを演じた大沢たかおと本上まなみの顔を思い浮かべ、とても懐かしい気持ちで読みました。

 単にドラマ版の再現ではなくて、無印版の主人公だった飛鷹と早瀬のその後もともに描かれています。
 悟郎と紀子を中心にしつつその他の多くの人の視点からも描く、群像劇と言って良いかもしれません。


 今回は無印版よりもスピリチュアルな傾向が強くうへぇって思うところも多々ありましたが、4巻のあとがきによればそれは自覚しており、元々無印版のラストもよりスピリチュアル的にする予定だったそうです。

 私は特に転生とかいう話しが嫌で、死んでも何度も人生送りたくないよって感じです^^;
 10代の頃は割りと好きでしたがどうもすさんだ大人になってしまったようですね(笑)


 無印版の方が自らの本質から逃れられない悲哀を感じさせる美しいラストでそちらの方が好きです。

 こちらも面白くはあるのですが、運命の恋人というのは非モテの私からしてみれば羨ましいやら妬ましいやらで見ていられません(笑)

 悟郎、飛鷹、早瀬の3人のエピソードで一番好きなのは早瀬のものです。
 フィアメッタとの関係はラブコメでにやにやが止まりません^^
 その関係のラストはありがちだけど最高の結末でした。


 この作品のテーマであるスピリチュアルですが、たしかに物質だけを価値とする文明は奪い合い、憎しみ合いの果てに破滅するというのは正しいと思います。

 しかし、前世がかっちり決まっているようなスピリチュアルは苦手ですね。
 前世、今、来世、ずっと戦っていかなくてはいけないの?疲れる・・・という感じ(笑)

 なので物質では測れない価値観、世界があり、それを無碍にすべきではない、全てにつながりはある、程度のスピリチュアルを支持します。


 色々考えさせられたしエンタメとしても面白い良い作品でした。

 これでテレビドラマは見たい気持ちは失せました。
 なんと言ってもこちらが完成版ですからね。

 なので次はゲームに挑戦してみましょう^^


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