樹梟堂日記

自営業者の日記です。最近はまっているのはマンガ「トーキョーグール:re」「亜人」「ジョジョリオン」「ハンターハンター」、スマホゲーム「Fate/Grand Order」「クラッシュロワイヤル」です。

読書/ギルガメシュ叙事詩(ちくま学芸文庫)/矢島文夫訳

 「ギルガメシュ叙事詩(ちくま学芸文庫)」(矢島文夫訳)の感想です。


 ギルガメシュ叙事詩や古代シュメールに興味はありつつも、今やることは他のこと、と後回しにしてきましたが、たまたまAmazonのレビューを見たら酒屋のシドゥリの哲学的なセリフが紹介されており、それに心を動かされたので勢いで購入しました。

 私がギルガメシュ叙事詩を知ったのはいつでしょう。
 現在の私の中では「Fate」シリーズのギルガメシュの存在が大きかったのですが、一番初めに意識したのは記憶を探ると石ノ森章太郎原作のアニメ「ギルガメッシュ」からのように思います。

(同日追記)
 ゲームソフト「ファイナルファンタジー」シリーズの敵役がいたのを思い出しました。
 5、8、9、11に登場するらしいのですが、私は6、7しかプレイしたことないので馴染みはないのですが名前は知っていました。



 それで読んでみたのですが、欠損部分が多く結末もないということに驚かされました。
 それにより神秘性が増したとも言えますが。

 登場人物の心情は今の人間と変わらないもので理解しやすいです。
 古代と現代、人間の基本的な造りはやはり変わらないので、多くの人が言うように古典を読むのは大事だなと思いました。

 シドゥリの現実を大切にしろ、という主旨のセリフですが、それは古代人も夢見がちな、ありえないものに憧れる性があったのでしょう。
 夢見がちな私としては古代人に一気に親しみを感じるようになった部分です(笑)


 さてこのちくま学芸文庫版なのですが、訳者の矢島文夫氏のギルガメシュ叙事詩の出会いや翻訳することになった経緯や苦労話、解説の方がページ数多いです。
 なので別に矢島氏の著作ということにして良いのではないか、というぐらいに。

 私は学問の世界というのは無味乾燥な、冷たい論理が支配する世界だと思っていたのですが、それを読むと勝利・友情・努力みたいな、人間臭い営みであることを知り、とても楽しそうな世界だなと感じさせられました。
 私は学問に苦手意識がありましたが、少しずつでもかじっていきたいと思います。


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