樹梟堂日記

自営業者の日記です。最近はまっているのはマンガ「トーキョーグール:re」「亜人」「ジョジョリオン」「ハンターハンター」、スマホゲーム「Fate/Grand Order」「クラッシュロワイヤル」です。

「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影〈ファントム・ルージュ〉」ネタバレ感想

 「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影〈ファントム・ルージュ〉」を観て来た感想です。
 ネタバレありなので気をつけて下さい。

 正直楽しめました。
 たしかに巷で言われているように傑作とはほど遠く、人に勧められませんけど(笑)


 一番気に入ったシーンは序盤のクラピカの目を奪った犯人を捕まえるため、ゴンキルレオがハンターサイトで探索する範囲の見当をつけ、ゴンキルが見知らぬ街を駆け巡るところです。
 手がかりを元に馴染みのキャラクターたちが目的のものを探しに架空の街を駆け巡る・・・このシチュエーションがあるだけで私としてはこの作品は好ましく感じます^^

 他に良かったのは少年だと思っていたレツが実は男装の美少女だったこと。
 意味があるんだかどうかよく分からない設定なのですが、私的にはお気に入りポイントです。
 製作スタッフの「こうすりゃお前ら喜ぶんだろ?」という浅い考えに引っかかったようでちょっと悔しいですけど><

 ヒソカが良いシーン独占って感じ。
 謎めいた登場に格好良いバトルシーン。こいつがこの映画で一番得しているんじゃないかと^^;
 それぐらい印象的な立ち回りでした。

 最後はパクノダ死亡後の時系列でクラピカと旅団員が出会うところ。
 本編には反映されることはないのでしょうが、お互いの強い思いが短いシーンの中でバシッとぶつかり合うような緊迫したものを感じました。
 このシーンを描いただけでこの映画は作られた価値があったと思います。


 はい、これで良かったことは終わり。
 お次は微妙だったところです。多すぎてどこから書いたら良いものか迷いますが^^;


 とりあえずはこの映画の始まりがまさかのハンサイクロペディアからだったこと。
 「HUNTER×HUNTER」の短い解説がされたのですが、それを知らない人間が来ないだろうと思いますし、例え来ていても、解説なしで楽しめる内容にするのが映画作りの腕だと思うのですが。

 そしてキルアの殺し屋時代とイルミの呪縛が描かれたと思ったらゴンキルの寝顔見た見ないのショタホモいちゃいちゃシーン(笑)
 なんだこりゃと思ったのですが、まさかこのシーンがこの映画を象徴していたとは・・・

 そう、この「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影〈ファントム・ルージュ〉」なのですが、クルタ族虐殺にまつわるクラピカと幻影旅団の話しだとアピールされているのに、大半はキルアがゴンとの友情とイルミの呪縛の間で揺れる話しでした。
 これがこの映画の一番の欠点で、クルタ族虐殺やオモカゲ、レツの掘り下げが甘く、なんとも中途半端な出来になっております。


 そうそう、肝心の旅団のクルタ族虐殺なのですが、これもはっきりとはしませんでした。
 クラピカがクルタ族の仇は旅団と判断している理由は、

我々は何ものも拒まない
だから我々から何も奪うな


という流星街からのメッセージです。ここから旅団が仇だと判断したとか・・・・
 いやいやいや無理あるでしょうと^^;

 あの知的・博学でならしたクラピカがこんな単純過ぎる思考をするなんて、例え一族の虐殺に関するものだから冷静になれないとしてもひどすぎるだろうと。
 これがこの映画の一番のがっかりポイントでした(泣)


 他にも細かい不満はたくさんあります。

 発による必殺技を身につけていないゴンキルが偽者とはいえ、生前の戦闘力を持つウヴォーギンに挑むこと。
 「クラピカ追憶編」が中途半端でダメな形で入れられていること(これは映画製作進んでから読み切りが発表されたのでしょうがないかもしれませんが)。
 最後のバトルがゴンキルが「うおおおお」と突っ込む、いかにもジャンプらしい根性バトルだったこと、などなど。

 ラストバトルの決め手がクラピカのジャッジメントチェーンなのは予想通りかつ期待通りだったのですが、もう少しそこに至るまでを煮詰めて欲しかった。
 目がまだ帰って来ていない状態でゴンキルレオのサポートでオモカゲをジャッジメントチェーンで捕らえる。しかし緋の目がないからオモカゲを絶にはし切れない。そこをまたゴンキルレオの活躍でクラピカに緋の目が戻り「捕獲完了」
 みたいな(笑)


 あとクラピカの目を奪った犯人を捜索中にゴンがレツと友達になるのですが、「クラピカのピンチに何やってんだ貴様あぁぁぁぁ」とひどいシナリオに憤慨した・・・
 のですが、実はこれはゴンの深慮遠謀からでした。

 ごめんね、ゴン・・・さん、どうもすいません^^;

 ゴンの純粋ゆえのやばさもまたこの映画の見どころだと思います。


 まあこんなにたっぷり不満点をあげておきながら、初めに書いたように楽しんで視聴していました。
 ラストのカイトやジンが少し出るシーンは、まだまだ新アニメは続くよ、ゴンがジンに再会するまで、というスタッフのメッセージだと勝手にとっておきます^^

 あ、そうそう、ゴンキルレオピカの4人がこれからやることをそれぞれ言うシーンで、キルアは“やりたいことを見つける”ということをばしっと言って欲しかったな。
 原作ではそれを見つけましたから、それがあったら感動ものだったのに残念。まいっか。


 映画終了後に告知されるという重大情報なのですが、それは映画第2弾製作決定というものでした。
 ネテロと天空闘技場かどこかの夜の街が映された映像とともに。

 連載再開じゃなかったのか・・・まだこの映画の売れ行き分からないのに第2弾て・・・

 と、複雑な気持ちが駆け巡ったのですが、公開されたらまた行くであろうと決めている私なのでした^^;


 小説版の感想に「緋色の幻影」のまとめ的感想を書きました。ここをクリックしてぜひ読んで下さい。


HUNTER×HUNTERハンターハンター感想一覧
「HUNTER×HUNTER 0巻」感想
小説「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」ネタバレ感想


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コメント


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ヒソカは「中が入ってないとこんなものか」とクロロ、シャルナーク、フェイタンの人形を圧倒しました
人形は本人より劣化しているとは言え必殺技覚えてないゴンとキルアが劣化ウヴォと劣化イルミに勝てる筈がないだろ・・・と思いました
後テレビなどではパイロとクラピカの物語が全面に宣伝されていたのがあったのでガッカリでした
大した掘り下げも無かったですし(笑)


まあとは言いつつ続編は期待してます\(^o^)/

餃子 | URL | 2013年01月16日(Wed)06:51 [EDIT]


あとバトルシーンの見応えの無さが・・・前日にワンピースフィルムZを見てルフィーvsゼファーのBGM無し効果音のみの震える殴り合いを見たので余計・・・な感じでしたwwwww

餃子 | URL | 2013年01月16日(Wed)06:56 [EDIT]


 餃子さん、コメントありがとうございます。

 そうそう、ゴンキルの強者への戦闘の判断がおかしかった
ですよね。
 原作ではノブナガ1人から2人とも逃げていたのに。

 あと劇場版は宣伝が失敗だった感がありますよね。素直に
キルアの物語でもあったことを伝えれば良かったのに。

 「ワンピースフィルムZ」はそんなに凄かったのですか。
 やっぱり原作者が関わっていると気合が違うのでしょうね。
 それを我らが冨樫先生に望むわけにはいかないのでどうし
ようもありませんがw


樹梟堂 | URL | 2013年01月16日(Wed)23:05 [EDIT]