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樹梟堂日記

自営業者の日記です。最近のはまりごとは「ハンタ」と「FGO」です。

[雑誌]電撃ゲームスVol15 松野×宮部×米澤 鼎談 前編/レポート感想

101209電撃ゲームス

◆松野泰己×宮部みゆき×米澤穂信 鼎談目当てで購入。

 松野泰己 Yasumi Matsuno
<代表作>「伝説のオウガバトル」や「タクティクスオウガ」などの「オウガ」シリーズのほか、「ベイグラントストーリー」などがある。

 1965念生まれ。「オウガバトルサーガ」シリーズのゲームデザイナー。お気に入りはザパン。


 宮部みゆき Miyuki Miyabe
<代表作>「火車」「模倣犯」「ブレイブ・ストーリー」「あんじゅう」などの著者多数。ゲーム好きなら、人気ゲームのノベライズ「ICO━霧の城━」は外せない。

 1960年東京都生まれ。ミステリ、ファンタジーから時代小説まで幅広く手がける人気作家。お気に入りキャラはジュヌーン。


 米澤穂信 Honobu Yonezawa
<代表作>ユーゴ紛争をモチーフにした「さよなら妖精」のほか、「インシテミル」「ボトルネック」「古典部」シリーズ、「小市民」シリーズ、「S&R」シリーズなど。

 1978年岐阜県生まれ、「オウガ」シリーズをこよなく愛する、気鋭のミステリ作家。お気に入りのキャラはカチュア。



 鼎談レポート箇条書き(敬称略)

・宮部、米澤の縁は、同じ編集者に宮部が米澤がゲームするか尋ねて「タクティクスオウガ(以下TO)」が好きと聞きコンタクトとったことから。当時宮部は14週して全ルート・エンディング・イベント見て死者の宮殿は毎回2回までしか行かないことにしている、とのことを伝えさせる。米澤は死者の宮殿3周。
・米澤、学生時代図書室の連絡ノートで知らない「伝説のオウガバトル」ファンと詰め将棋ならぬ「詰めオウガ」をしていたとのこと。
・宮部のゲーム暦の始まりは綾辻行人に勧められて。「トルネコの大冒険」「スーパーメトロイド」に続いて3作目が「TO」。ポスターに惹かれて。
・米澤は初めセガサターン版から。ボイス収録からオリジナル版と変更してあるとのメッセージからオリジナル版へ。変更点はヴァイスが助けを求めるシーンで「デニムッ!」と叫ぶかどうか。
・松野、取材には行かない。けれどCNNのTV放送で世界情勢を知る。ベルリンの壁の崩壊はリアルタイムで。「ニューズウィーク」日本語版は創刊号から読んでいて創作の大きな原点に。
・ヴァレリア島がユーゴスラビア、新生ゼノビアとローディスはそれぞれアメリカ、ソ連にあたる。
・ラスボスが「彼」なのはユーゴスラビア紛争がモチーフならば乗り越えるべきはチトー(ユーゴスラビアの終身大統領。1980年没)だから。彼を失ってなお1つにまとにまとまれるか。
・共和制で起こる戦いをずっと描いてきたのにどうして進むと世襲制の話になるのか。それは世襲制のお国柄の日本向けだから。海外スタッフからは非常に日本的と。アメリカなら成功した革命家が主役でそのまま君主に納まるパターン。
・ベストエンドのデニム、松野なりに彼を幸せにしようと。
・宮部、「TO」プレイしてからずっと描いている夢、それはマルチエンディングの小説を書くこと。
・宮部、現実に深く繋がる普遍的な要素がたくさん詰め込まれた主人公の選択と行動を体感できるのはゲームだけ!
・「オウガバトルサーガ」全8章は「伝説のオウガバトル」時には全エピソードはなく、おぼろげに全体像こそあれど行き当たりばったり。当時はタイトルの印象を大きく見せようと必死だった。
・松野、オウガバトルサーガのこれからは未定。やるとしても別のシステムになるとのこと。
・宮部、TOに出会ってなかったらファンタジーの世界に興味を持たず、ファンタジー小説を書いているのは松野のおかげ。

 こんなところでしょうか。小説家とゲームデザイナー、職業が違えど同じクリエイター同士なので相通ずる部分があるようですね。
 小説家2人のオウガ愛が半端なくて松野氏が恐縮しっぱなしな印象(笑)。私はその凄まじさにもう“タクティクスオウガ好き”だなんて恥ずかしくて言えなくなりました。なんと言うか、事を成す人間は遊びも全力投球だ、ということですね~。

 次号、電撃ゲームスVol.16(12月27日発売)に続くとのこと。まったく商売しやがって・・・買うしかねえ!


 ◆◆◆

 『Tactics Ogre Collaboration Illust Gallery 1』

 様々なイラストレーターとTOのコラボ企画。

・huke 
<代表作>「ブラック★ロックシューター」「シュタインズゲート」

・文倉十
<代表作>「狼と香辛料」「ラストバレット」

・tomatika
<代表作>「国破れて山河あり」「双竜記」

・コザキユースケ
<代表作>「NO MORE HEROES」「烏丸響子の事件簿」

・KEI
<代表作>「VOCALOID2」「NUGA-CEL!」


 コラボ企画は以上なのですが、他の企画でもTOイラストがありました。

 『西村キヌの我得四畳半ゲームス 第1回「タクティクスオウガ」』

 イラストレーター西村キヌが自分の好きなゲームについて自由に描き語るコーナー、とのことですが、私はこちらのイラストが一番気に入りました。
 机に頭をもたれかかって寝ているウォーレンの寝顔を見てデネブが「や~だ~ねがおカワイ~(ハート)ウフフ」なんて言っちゃって(そしてカノープスがその横で起こっているw)のが絵、シチュエーションともに私のハートに直撃しました(笑)。早くゲームでデネブに会いたいな~。

鼎談後編
TO運命の輪発売したからやっとこプレイ日記



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