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樹梟堂日記

自営業者の日記です。最近のはまりごとは「五等分の花嫁」と「FGO」です。

読書簡易感想「獣の奏者Ⅲ探求編」他

・獣の奏者Ⅲ探求編/上橋菜穂子
・お金に困らない人生設計/倉橋隆行監修・神谷巻尾編著
・イラク自衛隊「戦闘記」/佐藤正久

●獣の奏者

 アニメ版では描かれなかった未来の話。エリンは結婚し一児の母となりながら王獣の世話をして暮らしています。しかし「王獣を操る」という事実は隠せるものではなく、国の権力との付き合いを余儀なくされていました。当然ごたごたに巻き込まれて行きます(笑)

 エリンはある決断を迫られるのですがその選択が渋い!というか少年漫画などのノリとは違い、思慮の末のものです。絶対してはいけないと思われていた選択に一工夫を加えることで最善の選択に変えました(いや、その結果が出てないのでわかりませんが^^;)。
 こういうのを考える作者様は凄まじいものだと思いました。この展開は初めから考えていたのでしょうか。いやはや。

 あとその選択で死に別れた母とも完全に決別していくことになります。エリンのその大人さがたまらなく魅力的に感じました。

獣の奏者 闘蛇編
獣の奏者2 王獣編
獣の奏者4 完結編・外伝 刹那


●お金に困らない人生設計

 20代、30代、40代、50代、60代と世代ごとに分けられて様々なアドバイスをされています。普通のサラリーマン向けで、そういう道からドロップアウトしている私はこの本の対象からははずれているわけですが、子供の教育や保険・介護などの分野にはとても感心しながら読みました。

 20代のうちに家を買え、というのには驚きました。世間では持ち家幻想なんてもう持つなが主流なのによりによって20代でとは。これはどういうことかというと、終の棲家を買えというわけではなく将来売却や貸し出しをするためのを買えということです。ローンを払うのは家賃とそう変わらないので将来のための投資をしておけとのことです。なんでもサラリーマンは土地売買で優遇されているとか。いいな~。

 繰り返される20代のうちに実家を出ろ、あるいは成人しても実家に頼る子供は負債ということ。私は自立できていないので心にぐさりときました(笑)。おとっつぁん、おっかさんごめんなさい。家賃は来年から払います~^^


●イラク自衛隊「戦闘記」

 ヒゲの自衛官で一世を風靡した現在自民党参議院議員のイラクでの活動記。前半はイラクのサマーワでの活動の様子、後半は自衛隊への理解や法律の整備の不十分さへの忸怩たる思いを語る内容になっています。

 銃の使用に厳しい規制がある自衛隊が銃社会のイラクで活動をするためにとった作戦は現地住民や部族長などから信頼を得ること。現地人との微笑ましい交流の様子が描かれています。
 外務省との初の連携の話しが良いですね。外務省は色々評判が悪いのでしっかり働いていることがわかって安心しました。

 銃を撃たず隊員に死傷者を出さなかったとのことで私はおお、自衛隊は今のままで充分活動できるじゃん!と思ったのですが、著者が言うには安全圏だけで活動している自衛隊は他の軍隊に「あいつらばっか安全な仕事しやがって」「手を汚さなくてずるい」と思われていて国際関係的に良くないそうだ。そして今回隊員に死傷者が出なかったのはたまたまだとも。
 せめて隊員に充分に身を守れる法整備を。


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